2011年1月22日土曜日

誰が呼んだか炎の走り屋 村上義広!

向日町記念特選レース、前の併走に躊躇することなく中を踏んで行きひと捲り!!
いつもの勝ちパターンかも知れぬがこれが出来る先行屋とそうではない先行屋
とでは着順や点数も相当な差がある。追い込み屋とて当然だ。村上兄はサンドに
なろうが闘志満々のヘッドバッドでコースを作っていく・・・・。
ともかく歴代にもこんな自力タイプは少なかったんじゃないだろうか??

一度バックを踏んで簡単に勝てるステージではないからそのたくましさには感動も
覚える。日自振や中央のスタンスに切れてG1制覇後に引退すると言う前後稀に見ない
抗議行動に出た松本整の気持ちでも背負って走っているのだろうか??
30代後半という体力の過渡期にあって若い選手を一飲みにするという正にアスリート
の鏡と言えるそのパワーはひたすら積み上げるその練習量だろうか??

仮に追い込み屋にモデルチェンジしても相当な数勝てる要素も大いにあるはずだ。
いや彼はやはりラインの先頭で闘魂の先行捲くりが似合っているのだろうな・・・。
末を欠く大きなリスクを承知で早目に駆けていく姿は競輪におけるフラッグシップ
選手でありモデルだ。
僕も多くの選手を見てきたがあの阿部良二とて、中野浩一とて、
捲くれず・・・滝沢正光とて先手を許さず、井上茂徳の強襲もなされなかったで
あろう。(展開で走りは変わるのと、もしも一緒に走ったとしてのイメージだが。)

低迷していた近畿がこのところ輝いている!彼のウエィトが当然大きいよな!
僕の空想??である世界を転戦する「The Keirin」の構想にはピタリの日本だ。
選手間での村上兄への気持ちは様々だろうが彼をマークして大負けしても納得の
行く競争をしてくれるはずの男であろう。
自分の着順を想定し走る、また一人だけ届いて満足しているタイプでも無いはずだ。
弟や日頃勝たせてもらっている選手などは後ろが来ないG1優勝戦でチョイ差しならぬ
チョイ抜けズを敢行するのではないかと期待してしまう。

とにもかくにも村上兄は脚力も精神力も最強であり、車券を買う側にとっても
負けた選手にとっても大いに納得できる大選手なのではないだろうか・・・??
負け続けていた時代も良く覚えているがこんな時が来る事は安易に想像
できた僕の最大の賛辞だ!
向日町の存続も問われる中、とことん炎の化身として選手、ファンを楽しませて
欲しい。
(褒めすぎかも知れぬが走りを見ているとそう思えるんだよ)

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