2011年4月12日火曜日

岐路に足った競輪界!願わくば国技として更の繁栄を・・・・・。

”東日本大震災支援”競輪も無事終わり冠を付け震災に配慮した開催として実績を
創った訳だ。スポーツマンらしい武田の勝利者インタビューも好感が持て策に秀でた
関東勢の大勝利だったな。
松岡貴久は意外と早く一線級に順応したなあ…。九州にも坂本兄弟、北津留、
その松岡始め楽しみな役者が揃い始めてきた。
9番手からの真空地帯をついて合志が躊躇うことなくゴールを突き抜けたがあの
回転なら再度九州の番手として浮上できるのではないか?!
ここで以前合志の復活を予測し一言書いたがあの時点で兆しは感じられたよ。

さすがに練習不足は否めない北勢はイマイチ状態だったが平原の先行に2の足が
強化された様に見えたがかなりの練習を積んでいるのではないかな?武田も
スケーターとしてかつては国際級で自分の追い込み方を熟知しているようだし
SS班の連中はかなり足を磨いているはずだ。

神山雄一郎が滝沢や吉井、吉岡などに挑んでいた頃、阿部良二、高橋健二や
久保千代志が福島正幸、田中博、阿部道などを相手に果敢に逃げていた頃と
それぞれ脳裏で比較すると今の一線級の層の厚さはとてつもなく厚い!
(今のレース内容は見ているものが楽しいし強烈だ)
レーサーの性能、パーツのレベルアップなど単純に比較できない部分は多くあるが
此処のところの競輪選手はまさにワールドクラスといっても良い。
世界選手権は種目競技であるから欧州に遅れをとっているがバイク誘導ではない
日本式のケイリンを定番化したらこれも以前の話になるが世界中が楽しめるような
気がしている。

ラップ的にも仕掛けポイント的にも競争形態自体が迫力ある競輪劇場化し
国が管理し自治体が運営委託して担当省庁の官僚(お偉方)が諸々判断できる
事業ではあるまい。
いっそ民営化したほうが日本の生んだ競輪が世界へ向け開花するのではないか??
賭博富くじや公営ギャンブルに纏わる法や規律などの足枷を外し観客を呼べる
競輪に転換する時期に到達しているはずだ。

国益に寄与することは国技として相撲同様継承し、Jリーグや格闘技、プロ野球に
遅れることなくスター創りも自然体でできるだろう。
なぜならあれだけ素晴らしい真剣勝負をしている連中を表舞台に立たせてやれない
理由はただひとつ!「賭け事だから」「競輪は難しいから」等で片付けたり
競輪をエンジョイするマニュアルの用意がないからだ。
ここで大きく転換し、村上兄と武田の先行争いなど熱き戦いを小学生、中学生にも
見せてやり学校で話せるようにしてやれ!一部の大人が楽しんでいるだけじゃ繁栄は
遠い事実と、世のスター無き業界は抹殺されてしまう。いわゆる自然淘汰だ。

今はまさしく岐路! 競輪を愛し心から楽しむ輩のために…素晴らしい競輪に育て
上げた近年のプロサイクリスト達に賛辞を送ると共に関係省庁、自治体が目を覚ます
ことを願っています。

(青嵐会当時より物事にはっきりともの申す石原都知事ならこの話は解るはずで、
 美濃部さんの都営公営ギャンブル廃止に異を唱えた事実も尊重している)

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