2011年3月26日土曜日

競輪の未来、そして今・・・。

東北関東を襲った未曾有の大震災はこれからの日本をどう変えてしまうのだろうか?
予測もつかないが空恐ろしい事にならないで欲しいと願うしか術がないのが更の恐怖だ。
いわきにある「平競輪」北では数少ない競輪の選手の賞金・売上1号競輪場である。
特別競輪も積極的に開催し今では強豪選手が多くおり「福島王国」と言われているが
開催どころか存続が危ぶまれているのではなかろうか??

ファン離れも近年じわりとあったが加速するような気がする。被害や避難民が優先の
ニュースはしょうがないとして、企業、自営業者、農家、漁師など競輪を楽しんでいた
庶民の懐は間違いなく寂しくなるし、多くの家族や友人、知り合いを亡くした人々が
競輪の話題で花が咲く事は恐らくしばらくの間無いのではないか。

競輪衰退の流れを変えるべくスタートする女子競輪も非常に重々しい限りだな。
ただ、国民の思いを転換させるためにはこのつらい出来事を「楽しい事」に向けることが
重要なはずで政府や県など自治体、東京電力の補償、援助が不可欠になってくるが
民主党、自民党とかではなく政治家が一丸で「その後」に取り組んでいかないと大変な
事態が待ち受けているはずだ。
競輪についても復興支援をモチーフに選手、施行者、担当省庁が明日に向けたイベントと
して「楽しい事」を盛り上げていくべきだと思う。
もちろんプログラムには暗いギャンブルスポーツ的な要素を一新し、世界で楽しむ競輪を
前面に考えても良いのではなかろうか。
こんなときにも心を鬼にして世界選手権に参加していた渡辺一成、新田祐大、北津留翼など
にもプロスポーツ選手として次世代を引っ張ってもらうべきであろう。

ゆくゆくは売上云々で撤退する競輪場が相次ぐと思うがこの流れを止めるシンクタンクが
必要で是非競輪の存続のために活躍して欲しいものである。
競輪のグローバル化は日本の復興のためにも自転車競技の発展のためにも・・・・
また大きく考えると世界の「ケイリン」が地球全体の和や富のために寄与する事を
心より願う次第です。

4月からはまた新たな難敵と戦う各地の競輪には頑張って欲しいと心よりエールを送ります。

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