2011年2月1日火曜日

神山雄一郎の想うところを妙に感じたねぇ。

さて、優勝戦に乗れず惜しくも敗退、最終日は順位決定廻りの神山!
同陣の駒も居ず太刀持ちも見当たらず・・・。僕の興味はここにあった。
粛々と周回を重ね位置取りも動きもせず・・・御あと一周!!!
踏んだ!!捲くりだ!!逃げるは地元新鋭根田!!
往年の脚は無いがその心の逞しさに心が折れた。素晴らしい奴だ!!
単なる着取り、位置取り、恫喝も無く・・・。
一時代を築き誉れ高き歴戦の勇者神山もあの面子での競争は心穏やかに
思い切って終えるつもりだったのだろう。
2コーナーからのスピードは衰えたとはいえ一世を風靡の大捲くりだ。

4コーナーに掛かり番手までが一杯の捨て身だった。すると即座にサドルの
下を見る・・・。外に車輪は無いなと悟るとバンクの外に車を持ち出した!
歴戦の兵は礼儀良く後ろの兵のことまで考え競争を終了したのだ。

もちろん外行く者に踏むのをやめて膨らむのはご法度だし
外に膨らみ後ろの者にコースを譲るのは暗黙のマナーでもある。
晩年になろうかという神山だがいまだトップを譲らず好レースを生んでいる。
負け戦といえどもこんな素晴らしい競輪野郎がこんな素晴らしい戦いをする。
堅く走れば出来る存在でありながら想うところありの神山にあっぱれだ!!

結果として地元勢に屈したわけだが選手の鑑、神?としてこれからも神山を
応援したくなる気持ちはいかがなものか!!??
飯島も師匠とまで行かずともこの「こころ」の違いを学んでもらいたいものだ。

競輪は奥が深い!車券ではない!こんな深くて楽しいスポーツが斜陽化とは
何たることだ。時代の変化に対応せずほったらかしの旧通産省官僚にもの申す。
ギャンブルの地下潜行を防ぎ、戦後の復興に寄与し、地域・自治体に潤い、
五輪に花を添え、世界に「KEIRIN」を知らしめ・・・・赤字だから撤退??
時代を考える者、選手、支える関係者、皆が思うぞ!国はどうした?
石原都知事の提唱した「ドーム競輪」「お台場カジノ」は
あの時Goodタイミングだったな~。(もう遅いか)まだ政治家よ頭を捻ろう!
チャンスは今にあり!
(今日は脱線気味かな・・・僕の世界競輪構築論に賛同者は??)

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